2024年07月07日

不用品の処分は業者に依頼して解決?不用品回収の仕組みについて解説

身の回りの不用品の処分は、時間と手間がかかります。そのため業者への依頼を検討するのもひとつの手段です。しかし一般的にゴミ同然の不用品を回収している業者に対して、不審な気持ちを持っている方も少なからずいるでしょう。今回はそのような方のため、不用品回収の仕組みなど不用品回収業者の実態などについて解説していきましょう。

1. 不用品回収業者の仕組み

不用品の回収業者の仕組みは、非常に単純です。不用品回収の実態や不用品回収の流れなどの仕組みについて、解説していきましょう。

1-1. 不用品回収で利益を得られる業者の実態

不用品回収で利益を得る方法は、業者によってもさまざまです。基本的には、不用品の回収を有償で行って利益を得ることが多くなります。他にも故障したパソコンなどの媒体を修理したり、パーツとして解体売却したりすることで、利益を得ることもあるのです。また古い自転車や車などであっても、発展途上国での需要が見込めるものを輸出して、利益を得る業者もいます。

不用品回収を無料で行うことを宣伝している業者も存在しますが、悪質な業者である可能性も十分あるため注意が必要です。

1-2. 不用品回収の相場

悪質な業者に騙されないためにも、不用品の回収を依頼する場合は、有償回収を利用する方が安心です。不用品回収の相場は、不用品の量によって変動することが多く、1万円くらいから量によって金額も高くなる場合が多いでしょう。家電リサイクル法などに該当するものがある場合は、個別に料金がかかることもあります。極端に安い場合や無料などの業者の場合、後になって高額な請求をしてくることもあります。見積もり時に、料金の内容を明白にするようにしましょう。

2. 不用品回収業者の種類

不用品回収業者は利益を得る方法などによって、さまざまな業態のものがあります。自身の不用品処分の目的に合わせて、適切な業者を選択することが大切です。不用品回収業者の一部についてご紹介します。

2-1. 不用品回収

不用品回収は、一般的な不用品の回収業者です。量が多い場合や大型で搬出が困難なものまで、さまざまなものを回収してくれます。業者のサービス内容によっては、分別や搬出は自身でする必要がある場合もあるため確認するようにしましょう。不用品回収を行うには、一般廃棄物収集運搬許可や産業廃棄物運搬業許可などが必要になります。許可を取得している業者であるかを確認することも大切です。

2-2. 遺品整理

遺品整理は、亡くなった親族などの遺品の分別や処分などを請け負ってくれる業者です。身内を亡くした中での遺品整理は、親族にとって非常に負担になるものです。しかし遺品整理を専門業者に依頼することで、貴重品などの選別から不用品の処分までを行ってくれるため、親族の負担を軽くできます。近年は高齢化によって孤独死も増加していることから、特殊清掃と合わせて行ってくれる業者も存在するのです。

2-3. 不用品買取り

不用品買取りは、金銭的価値のあるものを買い取ってくれる業者になります。身近な業者の中では、リサイクルショップなどもこの業態のひとつといえるでしょう。リサイクルの困難な金銭的価値のないものなどは、買取りを拒否されることもあります。不用品買取り業者の中には、悪質な業者も存在しております。実際は高額なものを極端に安い金額で買い取って、不当に利益を得る業者もいるため注意が必要です。

3. 悪質な不用品回収業者の特徴

不用品回収業者の中には、残念ながら悪質な業者も多く存在します。悪質な業者に依頼することで思わぬトラブルに巻き込まれることもあるため、業者を選ぶ際はしっかりと見極めることが必要です。悪質な不用品回収業者の特徴について解説していきましょう。

3-1. 無料サービスに注意

不用品回収業者の中には、無料回収などを大々的に宣伝している業者も存在します。不用品の中には、修理や解体によって利益を出せるものもあるものの、そのような不用品は一部にすぎません。また売却が難しい不用品の中には、処分に経費が必要になるものも少なからずあります。そのため不用品回収のすべてを無料で行うことは現実的に難しいといえるのです。

そうしたことから不用品回収のすべてを、無料で行ってくれるかのような業者は、後になって高額な料金請求を行ってくる場合もあります。ときには法律に違反した行為で利益を得ている可能性もあります。無料サービスと言われると思わず依頼したくなるかもしれません。しかししっかりと内容を確認して、信頼できる業者であるかを見極めることが大切です。

3-2. 訪問営業などに注意

不用品回収や買取り業者の中には、訪問営業を行っている業者もいます。しかし訪問営業の際は、業者の信頼性を確認する方法がないため、悪質な業者も存在しているのです。悪質な業者の中には訪問営業をきっかけに、不用品が出るまで帰らないような押し売りならぬ、押し買いを行う業者も存在します。

3-3. 不用品回収時は立ち合いを確実に

不用品の回収の際は、多忙な方のために立ち合い不要のサービスを行っている業者もいます。しかし悪質な業者の中には、不用品でないものを勝手に回収する業者もいるのです。そのようなトラブルにならないためにも、不用品の回収時は立ち合いを確実に行うようにすると安心です。

4. まとめ

不用品の回収は、信頼できる業者に依頼することが大切です。不用品回収の仕組みを理解するとともに、悪質な業者の特徴を知ることで思わぬトラブルを防げるでしょう。

「有限会社マスネット」では、みなさまの身近な困りごとを解決できるように親身に対応いたします。不用品回収や遺品整理などのご相談にも真摯な態度で対応いたしますので、ぜひとも一度ご連絡ください。