家具・家電の移動・引っ越し

家具・家電の移動・引っ越しは意外と大変！

移動方法について解説

引っ越しだけでなく、住宅のリフォームやリノベーション、家族構成の変化で家具や家電を移動しなければならないケースが出てきます。家具や大型家電は大きく重いため、一人で運ぶには無理があるのです。結局、大型の家具や家電を移動させるために、業者を呼ぶことになります。そうすることが一番安全だからです。今回は、家具や家電の移動や引っ越し時の注意点などを紹介します。

家具や家電を移動しなければならない事態といえば、引っ越しです。引っ越しは自分たちで行うこともできますが、大型の家具や家電がある場合は、引っ越し業者さんが移動してくれます。

個人でやっているような引っ越し業者でなく、テレビでCMを流しているような引っ越し業者であれば、大部分の場合、安全に家具や家電の移動・設置が行われます。優良引っ越し業者さんを選びましょう。

1-1. 引っ越し以外でも家具や家電の移動はある

引っ越し以外でも、家具や家電を移動することがあります。家族構成が変化したり、自宅をリフォームしたりしたときに、家具や家電を移動するのです。2階から1階へ移動する場合や、1階から2階へ移動する場合などは、かなり大がかりな移動になります。 また、住宅のリフォームやリノベーションの場合は一定期間、家具や家電を動かすこともあり、的確な移動方法が求められます。しかし、この移動が大変なのです。実際に住宅のリフォームやリノベーションを行った方の体験からも、家具や家電などの移動が大変だったという声をよく聞きます。

家具や家電を移動する場合、どこに頼めばよいか迷うものです。現在、家具や家電の移動は、引っ越し業者・家具屋・便利屋・インテリアショップ・電気店などが請け負っています。

一般的に引っ越し業者は家具1点ごとに料金が発生するシステムです。便利屋は時間単位の料金体系を設けている業者が多くみられます。家具屋やインテリアショップや電気店は、その店で購入した家具や家電の移動だけを請け負うことが多くみられます。

2-1. 引っ越し業者

家具や家電の移動については、小規模の引っ越し業者から、大手引っ越し業者も受け付けています。料金は各社独自の料金体系があり、また、移動の距離や移動内容によりまちまちです。さらに、引っ越しを行ったお客さんには1年間だけ、1回のみ無料で家具や家電の移動を保証する業者もあります。 時間単位の料金設定や、移動する物品の数で料金が設定されているなど、同一基準がないだけに、いろいろなケースがあります。その分、引っ越し業者に依頼し、家具や家電の移動を依頼する際は、事前によく打合せすることが重要になってくるのです。

2-2. 便利屋

家具・家電の移動で頼れるのが、なんでも引き受けてもらえる便利屋です。とくに、大がかりな移動でなく、ちょっとした家具や家電の移動を依頼するときは最適といえます。大型家電や大きなタンスなどは、一人で動かすとなるとかなり困難で、不可能な場合もあるのです。 便利屋の大多数は時間単価が多く、移動する家具や家電の移動方法などで、融通が利きやすいメリットもあります。契約時間内で家具や家電を数点移動してもらうだけで、部屋のイメージは大きく変わり、利便性が向上することも多くみられるのです。

2-3. 家具屋・インテリアショップ・電気店

基本的に、家具屋・インテリアショップは自社で購入された家具の移動についてサービスを設定しています。有料になるケースが多く、移動家具1点に付きいくら、という料金体系が多くみられます。大型家電の移動についても、購入した電気店が移動サービスを行うケースが多いのです。多くの場合は新たな家電を購入し、その家電の配達と設置時に、家具や家電の移動サービスを行います。それ以外での移動は、1回いくらの料金体系になります。

家具や家電を自力で移動させることは、不可能ではありません。
その場合は、移動する家具や家電の大きさが関係し、重さ20kgくらいであれば運べるケースはあります。

しかし、自分で移動すると、すべてが自己責任になるのです。この章では自分で家具や家電を移動する際のリスクについて紹介します。

3-1. 身体的負担が大きい

自分で家具や家電を移動する場合は、動かしたい物の移動と設置まで、すべて自力で完結させる必要があります。また、階を移動する搬出・搬入は、重い荷物を一人で持って階段を昇り降りするので、肉体的負担はかなり大きくなります。しかも、移動中の事故はすべて自分の責任になり、リスクは大きいのです。

3-2. 部屋や荷物を傷つけても補償はない

引っ越し業者は引っ越しのスペシャリストです。そのため、部屋を傷つけないための養生をしっかりと行い、引っ越し作業を行います。また、荷物を傷つけないための運搬方法も心得ているのです。万が一部屋や荷物を作業中に破損しても、引っ越し業者は補償してくれます。 一方、自分で家具や家電を移動する際に、移動する物品を落としたり、倒したりして傷つけても自己責任です。また、部屋の床や壁を傷つけても、自分で修理しなければなりません。そのような面を考えると、一人で家具や家電を移動するのはかなりのリスクが伴うといえます。