不用品回収

不用品回収は使い方ひとつで大変便利になる！

その理由を徹底解説

近年は、家具や家電などの不用品を簡単に廃棄できない時代です。環境保護の観点から当然なのですが、分別廃棄を徹底すればするほど、不用品の廃棄が難しくなります。そのようなときに役立つのが不用品回収業者です。ところが、残念なことに不用品回収業者は優良な企業ばかりでなく、悪質な業者がいることも事実です。今回は、不用品回収についてわかりやすく解説します。

今の時代の不用品処分は、簡単ではありません。各自治体が不用品処分を行っていますが、一定の厳しい決まりがあり、その範囲での不用品回収になっていて、大部分が有料です。

また、指定された日の指定された時間に、指定された場所に不用品を出すことが義務付けられています。さらに、自分で持ち込む場合は、指定の場所に指定された時間に届けなければならないこともあるのです。自治体にもよりますが、大きなタンスやピアノなどは回収しないケースもみられます。

1-1. 不用品回収は助かる

不用品回収については、回収する不用品の種類や料金など、さまざまあります。しかし、自分一人では運び出せないタンスや家具やベッドなどを回収してもらえる場合は大助かりです。自分で不用品を廃棄する手間と時間を考えると、不用品回収は大いに便利です。このような不用品をどのタイミングで出すのか、次章で紹介します。

2. 不用品回収のタイミング

不用品回収を効率よく依頼するにはどのようなときがよいか、また、不用品回収業者にいつ依頼するのかなど、不用品回収を依頼する時期やタイミングについて以下で解説します。

2-1. 引っ越しや転居

転勤やUターン、Iターンでそれまで住んでいた家から、新しい住居へ引っ越しするときは荷物の整理が大変です。それまで使わないまま置いておくだけだった不用品も多く、新しい住宅ではなくても問題ないものが多く出てくるのです。
そのようなときこそ、不用品回収を依頼しましょう。引っ越しで荷物を運搬してもらう費用よりも、不用品回収の費用の方が安くなるケースもあり、新たな住宅で新しい家具をそろえる楽しみも出てきます。

2-2. 片付けが難しくなったとき

とにかく物が捨てられなくて、いつの間にかゴミ屋敷になっている方がいます。荷物ともゴミともいえる大量の不用品が山積している住居の片付けは、自分一人ではできないこともあります。このような状況になった場合も、プロの不用品回収業者に依頼することで、短時間に効率よく不用品を回収してもらえるのです。また、廃棄する手間も省けます。

2-3. 終活の不用品

終活で身の回りの不用品を片付けたくても、自分で行う場合は意外とスムーズにできないものです。どうしても残しておきたくなる傾向があり、片付けにならないこともあります。その点、不用品回収業者に依頼することが一つのきっかけとなり、踏ん切りがつき、不用品処分が順調にできるのです。

2-4. 遺品整理

故人の遺品整理は相当な量が出ます。それを家族が処分するとなると時間も労力もかかり、大変な作業です。そのようなときこそ、一気に大量に不用品の処分ができる、不用品回収業者に依頼することがおすすめです。

2-5. 事務所の移転

オフィスの移転やリニューアルの際は、想像以上に不用品が出ます。オフィス家具や客室用のソファやテーブルなど、新しいオフィスではサイズや様式で合わないケースがあります。その際に不要となった家具や什器など大きなサイズのものを処分することが多く、不用品回収業者に依頼すれば便利なのです。

2-6. 自治体で収集しないものを回収

不用品回収業者のなかには、家電リサイクル品のテレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機・エアコンの5品目や、パソコン・オートバイ・車のパーツなどの重量物などを回収する業者もあります。上手に利用することで法律も守れ、廃棄もできて大きなメリットになるのです。

3. 注意すべき不用品回収業者

賢く利用すると大変便利な不用品回収業者ですが、なかには悪質な業者も少なからずいます。ごく一部かもしれませんが、依頼すると大きな損害を被ることもあるのです。そのようななかで、とくに注意すべき業者のタイプを紹介します。

3-1. 投げ込みチラシ業者

郵便ポストの投げ込みチラシで「不用品回収無料」と、宣伝する不用品回収業者がいます。また、「不用品無料で引き取り」のインターネット広告をみかけることもあります。
どちらも要注意業者です。不用品を回収するのには必ずコストがかかり、チラシをなど額面通り信じてはいけません。不用品の回収料金を無料に設定しても、交通費・運搬費用・処分費用などの名目で高額料金を請求するケースがみかけられます。

3-2. トラックで巡回している不用品回収業者

トラックなどで住宅街を巡回している不用品回収業者がいます。なかには「不用品無料で回収」とスピーカーで大きくアナウンスしていますが、こちらも簡単に信用してはいけません。このような業者も回収は無料ですが、「処分費用は別途発生」「不用品の運搬費用は有料」などといって、異常に高額な金額を請求するケースがあります。このように、店舗がはっきりしていない不用品回収業者は気を付けましょう。