2024年07月30日

家族で引っ越しをする費用相場は?引っ越しをスムーズに行うコツをご紹介

単身での引っ越しは、荷物もそれほど多くないので比較的スムーズに行えます。しかし、家族で引っ越しをする場合、荷物も多く準備にも時間がかかってしまいます。また、引っ越しに伴いやっておくべき手続きもあるので、時間がいくらあっても足りません。ここでは家族で引っ越しする費用相場や、引っ越しをスムーズに行うコツをご紹介します。

1. 家族の人数別引っ越し費用の相場

引っ越し費用は荷物の多さでも違ってくるため、3人家族と5人家族では費用相場も違ってきます。では3人〜5人家族の引っ越し費用の相場を見てみましょう。

1-1. 家族で近距離の引っ越しをする場合

15キロ圏内の引っ越しの場合、3人家族の費用相場は7万円、4人家族が7万3000円、5人家族が8万円ほどです。50キロ圏内の引っ越しは3人家族が8万円、4人家族が10万円ほどとなります。また、繁忙期には料金が高くなり、近距離であっても10万円~15万円ほどが相場です。

1-2. 家族で遠距離の引っ越しをする場合

500キロ圏内の遠距離への引っ越しの場合、3人家族の費用相場は16万円、4人家族が18万円、5人家族が20万円ほどです。繁忙期はさらに料金が高騰し、30万円~40万円が相場になります。家族での引っ越しは、可能であれば繁忙期を避けて行うのが良いでしょう。

2. 家族での引っ越しをスムーズに行うコツ

家族での引っ越しをスムーズに行うには、必要な手続きを把握しておくことが大事です。転居・転入手続きがしっかり行えていないと、生活に支障がでます。また、荷造りも引っ越しに間に合うように行う必要があります。

2-1. 引っ越しに必要な手続き

引っ越しにはさまざまな手続きが必要で、お子さんがいる家庭は保育園や学校にも連絡が必要です。引っ越しに必要な主な手続きは、以下のとおりです。

  • 現住居の管理会社に転居連絡
  • 子どもが通っている学校・幼稚園・保育園に転居連絡
  • 電気・ガス会社に転居連絡
  • 水道会社に転居連絡
  • ネット会社に転居連絡
  • 火災保険の解約&新規契約
  • 郵便物の転送手続き
  • 旧住所の市・区役所・町村役場で転出手続き
  • 新住所の市・区役所・町村役場で手続き

現住居の管理会社に転居連絡は、賃貸物件にお住いの場合、転居する1か月前までに現住所の管理会社に転居の連絡をしなければなりません。賃貸借契約書を確認し、適切に解約しましょう。 現住所と異なる地域へ引っ越しする場合、お子さんの通う学校や幼稚園、保育園へ転居連絡が必要です。同一地域への引っ越しの場合は、住所変更のみで可能です。転校・転園となる場合は、新しい学校や保育園を探さねばなりません。

マンションなど集合住宅にお住いの場合、指定された電気やガス会社を利用しているのが一般的です。同じ電気会社を利用する場合は転居手続きを行い、引っ越しを機に別の電気会社に変える場合は解約・新規契約を行います。

水道会社は、地域ごとに決められた会社と契約しています。同一地域への引っ越しなら転居手続きだけでOKですが、別の地域へ引っ越す場合は旧住所の水道会社を解約し、新住所の地域の水道会社と契約しなければなりません。 マンションなど集合住宅に住んでいる場合、ネットは管理費に含まれているのが一般的です。解約の必要はありませんが、戸建てへ引っ越す場合は新規でネット会社と契約する必要があります。

貸物件から賃貸物件へ引っ越しする場合、建物ごとに保険がかけられているため解約や新規契約は必要ありません。賃貸物件から戸建てへ引っ越しする場合、火災保険会社と新規契約する必要があります。 引っ越しの4日前までに、郵便物の転送手続きを行わねばなりません。郵便局で行いますが、マイナンバーカードもしくは運転免許所があれば、オンラインで手続きをすることも可能です。 別の地域へ引っ越しする場合、役所で転出手続きを行う必要があります。お子さんがいる家庭は、乳幼児医療や児童手当の手続きも同時に行えます。

同じ地域内での引っ越しは転居届、他の地域からの引っ越しは、転入届を提出します。入居後14日以内に行わなければならず、乳幼児医療や児童手当、印鑑登録の住所変更も必要です。

2-2. 荷造りのコツ

家族が多いと荷物の量も多いため、荷造りが最大の難関です。仕事や家事、育児の合間を縫って荷造りをしなければならないため、余裕を持って始めるのが良いでしょう。引っ越しの2週間ほど前から荷造りを始めるのが一般的であるものの、1か月前から行うと、荷物を整理しながら梱包できるため、荷ほどきする時も楽です。

2-3. 荷ほどきのコツ

荷ほどきをスムーズに行うコツは順番です。大きな家具や家電は最初に配置し、組立家具も手伝ってくれる人がいるうちに組み立てましょう。荷物を梱包する際には、同じ場所に収納するものは同じ箱に詰め、中身を明記しておきます。全ての箱を一度にあけるのではなく、まずはすぐに必要なものから始めると、スムーズに荷ほどきが進みます。

3. まとめ

家族で引っ越しする場合は荷造りにも時間を要し、やるべき手続きもあるので大変です。時間がない方は、全てご自身で行おうとせず、任せられる作業は業者に依頼すると良いでしょう。 「有限会社マスネット」は、福岡市を拠点としてハウスキーピングサービスを行っております。お掃除や片付け、不用品回収のほか、引っ越し業務も承っております。ほかにも、さまざまな生活のサポートサービスを提供しておりますので、お気軽にご相談ください。