マイホームも時間の経過で傷んできます。そのようなお家のちょっとした修理は、どう対応すればよいか悩むことがあります。住宅を建ててもらった工務店と、その後も懇意にしていれば、そこに依頼することが多いようです。しかし、お家のほんのちょっとした修理は頼みにくいこともあるのです。今回は、お家の修理をどこの業者に依頼すべきか解説します。

リフォームやリノベーションは専門のハウスメーカーや工務店に依頼できるのですが、ドアの不具合や網戸の破れのような、ちょっとしたお家の修理は、どうすればよいか悩むことがあります。自分で修理できると考えて、やってみると意外と難しく修理できないケースもよくあるのです。

小さな不具合でも放っておくとその部分の劣化がどんどん進み、ひいては、家全体の劣化が早まるケースもあります。また、劣化が進むと、修理の規模が大がかりになり費用も高額なるのです。お家の修理も小さなうちに行いましょう。

時間の経過で以下のような不具合がお家にも起きてきます。生活していくうえで大きな障害にはなりませんが、見た目がよくなく、何とかしたいものです。そのようなお家のちょっとした修理が必要になるケースを具体的に紹介します。

部屋のクロスは布やビニールでできていて、時間の経過でクロスの一部分が剥がれることはよくあります。壁布やクロスが変色したり、傷がついたりすることもあるのです。剥がれた部分を貼りなおそうとしても、きれいに貼りなおすことは難しく、結局そのままにすることも多いのです。

家具を動かしたりするときや、掃除中に掃除機をぶつけたりして、壁をへこませたり、穴を開けることがあります。5cmほどの穴でも目立ちます。自分で修理しようにも手順がわからず、ポスターを張って隠すことが多くなるのです。

網戸は外気に触れ直射日光が当たるために、時間の経過でたわみが出てきたり、破れたりします。DIYで修理する方法もあるようですが、修理用具を購入し、新しく貼る網戸の材料も必要になります。また、実際に自分でやってみると網戸の貼り換えは難しく、たわみが出るケースもよくあるのです。

1日に何度も使用するドアノブは緩くなることがあります。また、ドアが傾いて閉まりにくくなったり、蝶番が緩んだりすることもあるのです。ドアは使用頻度が高く、不具合が生じることもよくあります。その他にも、キッチンの戸棚の不具合や、下駄箱のがたつきなど、細かな不具合は多くみられるのです。自分で修理できそうな不具合ですが、実際にやってみるとなかなかうまくいかないものです。そのようなときに、どこに修理依頼するか、業者選びは重要になります。

お家の小規模な修理を依頼する場合、どのような業者に依頼すればよいか、迷うことがあります。基本的にはさまざまな業者があり、修理を受けてもらえますが、業者にも得手不得手があります。それだけ、お家の修理を依頼する業者選びは大変なのです。

まずお家の修理業者といえば、住宅を購入したハウスメーカーです。ハウスメーカーはアフタフォロー体制があり、完成後に起きた不具合に対し、修理などの対応をしてくれます。ただし、ハウスメーカーは住宅の小さな修理などは、提携先の工務店に発注します。そのため、全般的に費用が高くなる傾向です。

リフォーム専門会社は、小さな修繕からリフォームやリノベーションまで対応可能です。日頃からお家のリフォームを手掛けているだけに壁紙修理も、戸棚の修理や網戸の貼り換えまで対応してもらえます。また、費用はハウスメーカーに依頼する場合にくらべて、低価格で修理が行われるケースが大部分です。

工務店でもお家の修理を対応してもらえます。工務店は建築士や大工を中心として、新築住宅の建築を請け負う業者が多く、住宅建築だけでなく修理も引き受けてもらえる工務店も多くあります。値段も適正価格が多く、建築士や電気工事士などの国家資格を有するスタッフが在籍する工務店はおすすめです。

街中で見かけるホームセンターでも、お家の修理を引き受ける会社があります。ホームセンターの店舗が近ければ立ち寄りがスムーズで、何度も相談できます。また壁紙やクロスなどの現物が店舗内にあり、好みの商品が選べるのです。

何でも引き受け、対応してもらえる便利屋も、お家の修理を依頼できます。壁の穴の補修や床の補修に壁紙の貼り換えなどの修繕や、ドアのきしみ調整などを受け付けてもらえるのです。さらに、ふすまの貼り換えや障子の貼り換えまで対応する業者もあります。